著しく公正を欠く記事。

ボスニアの殺人鬼」(米CNN)wwwww


ではセルビア人は一人として虐殺されなかったと?


何故、多くのセルビア人がカラジッチの逮捕はなされるべきだとしながらも、
injusticeを感じているかについての解説は無し??


何故、民族派が台頭するのかに関する説明は?


アメリカに提供された世論に牽引される形で行われたNATOセルビア爆撃の時に何も習わなかった?
その後分かった、「セルビア人だけが悪者にされた」事への反省は?


ベルリンにいるんだから、記者じゃなくてもそんな事は分かるはず。感じるはず。
それでも「ボスニアの殺人鬼」なんていう言葉を引用するこの記者は、鈍いのか?
恥ずかしくないのか?こんな一方的な「与えられたものを書いただけ」の記事出して。


何でCNNがそんなドラマチックな言葉を使うかに関する考察なんて
やろうと思えばいくらでも出来たはず。



カラジッチ被告自らのホームページを開設 大胆な行動 恋人も
7月24日9時23分配信 産経新聞

 【ベルリン=黒沢潤】ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争時の戦犯として、セルビア政府に拘束されたラドバン・カラジッチ被告(63)が拘束前、自然療法の専門家「ドラガン・ダビッチ」の偽名で、ホームページを開設していることが23日、明らかとなった。
 「ようこそ、ダビッチ博士の公式ページへ」と題して、最近の写真を掲載するとともに、セルビア語と英語で自身の経歴などを説明している。アドレスは、http://dragandabic.com。
 幼少の頃について、「森や山歩きをするのが好きだった」と紹介。「『モスクワ州立大』の医学部を卒業後、インドや日本も訪問した」との記述もある。「セルビアに戻ったのは1990年半ば」とし、変装して13年も逃亡できたことに味をしめたのか「TV出演の経験も」と“自慢”する。
 「ダビッチ博士」が好む中国のことわざも計10個紹介。その中には「教師が扉を開くが、あなた自身が中に入らなければならない」などが挙げられている。
 被告の潜伏中の様子は24日、さらに明らかにされつつある。ベオグラードの仮住居では、米バスケットチームのTシャツを着た4人の“孫”たちの写真を飾り周囲を巧みに欺いた。妻や子供たちがいるにもかかわらず、若い恋人もいた。
 近くのバーに姿を現し、赤ワインを飲む姿も目撃されている。母国語であるセルビア語のボスニアなまりも完全に消し去っていた。
 身分を隠して勤務した医療機関の幹部によれば、同機関が主催する講演では、「疑いもなく講師の中で最高のスピーカー」だった。ボスニアセルビア人指導者としてのし上がり、部下の人心を掌握した被告らしいエピソードといえる。
 ただ、被告は24日現在、「(長くなった)ひげも剃り、髪も刈って、ほぼ以前の姿」(弁護士)に戻っている。多数のイスラム教徒を虐殺した後、巧みに変装し、周囲を10年以上も欺いてきた「ボスニアの殺人鬼」(米CNN)はいよいよ、旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷(オランダ・ハーグ)に“本当”の素顔を見せる。